【第7回】なぜ従来の矯正治療だけでは不十分なのか?

マイオブレース

従来の矯正治療は、永久歯が生えそろう12歳前後から始めることが一般的でした。

ワイヤー矯正やマウスピース矯正は
「歯を並べる」ことには効果がありますが、
歯並びが悪くなった原因そのものを改善する治療ではありません。

そのため
・歯を抜いてスペースを作る
・矯正後は一生リテーナーが必要
・装置を外すと後戻りしやすい

といった問題が起こりやすくなります。

実際、研究では
矯正治療後、約90%で後戻りが起こる
とも報告されています。

従来の矯正治療だけでは、
歯並びが悪くなった原因が残ったままになるため、後戻りしやすい
ということです。
「歯を並べる治療」と「原因を整えるマイオブレース」は役割が違う
ということを知っていただくことが大切です。

マイオブレース治療で大切にしている目標

マイオブレース治療の目的は、
歯並びだけを整えることではありません。

お子さんが成長する力を活かしながら、
「正しいお口の使い方」を身につけていくことを大切にしています。

マイオブレースを装着しているときは、次のことを目標にしています。

マイオブレース装着中の目標
1.鼻で呼吸をする
2.くちびるを閉じる
3.舌を正しい位置(スポット)に置く
4.正しい飲み込み方で飲む

また、装着していない時間もとても大切です。

装着していないときの目標
・上の1〜4を意識する
・食事のときは、口を閉じてよく噛んで食べる

これらは、特別なことではなく、
毎日の生活の中で少しずつ身につけていく習慣です。


お子さんのお口の成長が気になる方へ

・口がぽかんと開いている
・歯が並ぶスペースが足りなさそう
・いびきや口呼吸が気になる

このような様子があれば、早めにご相談ください。

「今すぐ治療が必要かどうか」も含めて、
お子さんのお口の状態を分かりやすくご説明いたします。

ご予約・ご相談はこちらから
診察券番号のある方
https://plus.dentamap.jp/netuser/login.html?id=370

診察券番号のない方(当院に初めて来院する方)
https://plus.dentamap.jp/netuser/login.html?id=370