日中の“くいしばり”が歯を失う原因に?

お知らせ

― 噛み合わせが崩れていく人に見られた筋肉の特徴 ―

「歯ぎしり=夜にするもの」と思っていませんか?

歯を失っていく方に多いのは“夜”よりも“日中のくいしばり”かもしれません。

「日中」の食いしばりや上下歯列接触癖(TCH)に注目

✔ 夜の歯ぎしりはそれほど多くない
✔ しかし、日中に“細かく何度も”くいしばっている

✔ 1回のくいしばり時間が長い

✔ 筋肉の力が強い

に気づきませんか?


なぜ日中のくいしばりが問題なの?

私たちは、

  • 睡眠:約6〜8時間

  • 起きている時間:約16時間以上

起きている時間の方が圧倒的に長いですよね。

つまり、

👉 少し弱い力でも
👉 回数が多く
👉 長時間続けば

歯や歯ぐき、入れ歯、顎にかかる負担はかなり大きくなります。


まとめ

✔ 歯を失っていく人に特徴的なのは
「日中の細かいくいしばり(phasic収縮)」

✔ 夜の歯ぎしりだけが原因とは言えない

✔ 日中の筋活動を評価することが、
将来的な噛み合わせの安定を予測するヒントになる


実は…ほとんどの人が自覚していません

歯を失っていた患者さんの多くが
「自分はくいしばっていない」と思っていました。

日中のくいしばりは、

  • パソコン作業中

  • 運転中

  • 家事中

  • 集中している時

など、無意識で起こります。


今日からできるチェック

今この瞬間、

☑ 上下の歯が当たっていませんか?
☑ 奥歯に力が入っていませんか?

本来、安静時は
歯と歯は触れていないのが正常です。


歯科医院でできること

✔ TCH(歯列接触癖)の指導
✔ マウスピース治療
✔ 噛み合わせの評価
✔ 入れ歯の安定性チェック
✔ 筋機能療法(MFT)

「夜の歯ぎしり対策」だけでなく、
日中の習慣改善がとても重要です。


まとめ

🔹 歯を失う原因は歯周病だけではありません
🔹 日中の無意識のくいしばりが大きく関係している可能性があります
🔹 自覚がなくても起こっていることが多いです
🔹 早めの気づきと対策が、歯を守る第一歩です