患者さんからよくいただくご質問があります。
「歯ぎしりや食いしばりって、歯周病を悪化させますか?」
結論からいうと、関係あります。
歯周病は“細菌だけ”の病気ではありません
歯周病は、プラーク(細菌)による炎症の病気です。
しかし実際には、それだけではありません。
そこに
「力(噛む力・食いしばり)」が加わると、歯を支える骨の破壊が進みやすくなります。
ポイント:歯周病は「細菌+力」で進行する
歯周病の進行には、主に2つの要素があります。
① 細菌(プラーク・歯石)
→ 歯ぐきに炎症を起こす原因
② 咬合力(食いしばり・歯ぎしり)
→ 歯を支える骨の破壊を加速させる要因
つまり
炎症+過剰な力が重なることで、歯周病は悪化しやすくなります。
研究でも確認されています
咬む筋肉(咬筋)の活動を、
起きている時と寝ている時の両方で測定した研究では
歯周病が重い人ほど、日中も睡眠中も噛む筋肉が活発だった
という結果が報告されています。
こんな症状はありませんか?
次のような症状がある方は、
食いしばりの影響を受けている可能性があります。
✅歯が揺れる
✅特定の歯だけ悪化する
✅朝、あごが疲れている
✅詰め物・被せ物がよく割れる
歯周病治療は「歯石を取るだけ」では
改善しにくいケースもあります。
当院からのメッセージ
歯周病は
磨き方だけの問題ではありません。
-
生活習慣
-
ストレス
-
噛みしめ癖
も大きく関係しています。
歯周病がなかなか改善しない場合、
ナイトガード(マウスピース)や咬合管理を併用することで
安定するケースも多くあります。
気になる症状がありましたら、
お気軽にご相談ください。
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