フッ素の働きをしりましょう

子ども

フッ素の働きをしりましょう

歯質強化・・・『歯が強くなる』→むし歯になりにくい

歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。
特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素配合のハミガキ剤を使い、歯質強化に努めましょう。

再石灰化の促進・・・『ツルツルになる』(歯の修復)→汚れや細菌がつきにくい

歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。

細菌抑制・・・『細菌の活動を抑える』→酸に負けず脱灰をさせない

歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌(ミュータンス菌)の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。

*脱灰・・・エナメル質の表面の成分が溶けだすこと

むし歯になりやすい部位

奥歯の噛むところにある溝(小窩裂溝)
歯と歯の間(隣接面)
歯と歯ぐきの境目(歯頸部)
歯の根元(根面)

 

📝う蝕(うしょく)=むし歯とは、お口の中の細菌が糖質から作ったによって、歯質が脱灰されて起こることです。

 

📝糖質とは、砂糖をはじめとした甘いもの。ごはん、いもにも含まれるデンプンも糖質の仲間

 

📝酸とは、虫歯菌(ミュータンス菌)がお口に入ってきた食べ物や飲み物に含まれている当分をエサにして作り出す

 

【フッ素】は世界中で使われています。

👇アメリカのHPでみつけた画像です。

【シーラント+フッ素=最強の虫歯予防】

シーラントは、小窩裂溝(歯の噛む面の溝)の虫歯予防

フッ素は、平滑面(歯のツルツルした面)の虫歯予防

(個人的な和訳ですが(;^_^A)

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歯のエナメル質はpH(ペーハー)5.5未満で溶け始めます。

飲み物に含まれる糖をエサにするミュータンス菌が酸を発生し、口の中が酸性に傾いた結果、歯のエナメル質が溶けていくのがむし歯の原因です。

フッ素はエナメル質と結びついて、歯を強くします。

フッ素は酸に溶けにくい硬い丈夫な歯をつくる働きがあります。